結婚指輪に入れたい美しい彫刻

結婚指輪に入っている美しい彫刻達

結婚指輪の中には、アームに彫刻が入っているものもあります。彫刻の種類によっては様々な表情を見せ、中には「芸術」といっても過言ではないものも。指輪のアームという限られた範囲で紡がれる芸術には、感服しかありません。
結婚指輪にはいる彫刻の多くは、縁起の良いものばかり。彫刻の意味を知るだけでも、幸せな気分に浸れるでしょう。

蔦と波

結婚指輪に入る彫刻。よく見かけるのは、蔦模様です。蔦は滅多に枯れることはなく、際限なく成長していきます。蔦の逞しさは尋常ではなく、建物全体を覆い囲むほど。蔦の頑丈さから、延命・長寿・子孫繁栄の意味が込められています。
また波の模様が入っている結婚指輪も、方方の店で取り扱われています。ハワイアンジュエリーを扱っているお店であれば、100%の確率で取り扱いはあります。海がある限り、波が途切れることはありません。途切れないことから、永遠の象徴として使われています。

2人の名前

結婚指輪にいれる彫刻で、もっともオーソドックスなものは2人の名前でしょう。「刻印」という形で、サービスが提供されています。2人の名前はレーザーで彫刻されますが、中には手彫りの所も。
手彫りを手掛けている店は、ほとんど見かけません。手彫りは手間もかかれば、非常に高い技術も必要となります。でも手彫りであしらわれた彫刻は、独特の深みがあります。本当の意味で世界に1つだけの結婚指輪を探しているのなら、手彫りに目をつけるのも悪くないものです。

唯一のデメリットは?

結婚指輪に刻まれた彫刻。唯一のデメリットは、サイズ直しが不可能な点にあります。理由は再現の難しさ。小さくするにしろ大きくするにしろ、サイズ直しの際にはアームに手を加えます。小さくする時は無理やり縮め、大きくする時はアームを広げて素材を付け足します。
すると、広げた部分(縮めた部分)にある彫刻にズレが出てしまいます。ズレた部分に修正を加えるのは、実質不可能。とはいえ、滅多に指輪のサイズが変わることはないので、そこまで懸念することはないでしょう。