結婚指輪を左に持ち込むのは作業効率のためなのか?

作業効率を考えて左手につける結婚指輪

諸説はありますが、結婚指輪を左手にする理由は「作業効率によるもの」とされています。作業を進める際に、右利きの人は右手を中心に進めるもの。もし右に指輪があれば、作業の最中に傷がついてしまう恐れが。そこで左に結婚指輪を持ち込むことで、指輪が傷むリスクを軽減させようというものです。
本当に、結婚指輪を左に持ち込む理由が「作業効率」かどうかは、正直なところは分かりません。あくまでも一説であり、事実と断言はできません。ただ「作業効率」が事実と仮定すると、左利きの方はどうなるのでしょうか。

左利きの場合はどうしたら良いの?

左利きの方の場合、作業を進める際には左手を中心に進めます。左手に結婚指輪をはめたまま作業をすると、かなりの痛みが生じてしまうでしょう。指輪に万が一にも傷みが出た場合、購入したお店である程度は対処可能。ただ物事には限度があり、傷みが積み重なると「指輪」としての機能が失われることにも…。
「作業効率」を考えるのなら、左利きなら右に結婚指輪を持ち込むのがベスト。でも「右手の結婚指輪」というのは、中々聞かない話です。

結婚指輪を右に持ち込むと不幸になる?

作業効率のためとはいえ、右に結婚指輪を持ち込むと不幸になるのではと、心配の声もあるでしょう。結論から述べると、全く問題ございません。国によっては、右手に結婚指輪をはめる所もあります。手どころか、足に結婚指輪をはめる国も世界には存在しているのです。
右手の薬指には、心の安定と恋愛成就の意味があります。結婚生活を幸せに過ごすためには、心の安定は必要不可欠。また国によって、右は「正義」をつかさどる場所と見られています。

最終的な結論は?

そもそも結婚指輪は、2人の愛が形になったもの。どこの指に結婚指輪をはめようが、2人の愛は何があっても揺らぎません。
最近は指どころか、チェーンを通してネックレスにしている方も少なくないのです。さらに「最初から指輪はつけない」という、大胆な行動に出る方もいます。最終的に指輪をどう使うのかは、手にしている本人次第です。